正社員の最大のメリットは世間体です
正社員の採用は手控えムードで、その労働条件や待遇も低くなり、アルバイトやパート・派遣社員・契約社員などの非正規社員と変わりないか、下手をすると逆転される破目にも成りかねない状況となっております。
賃金体系もさほど変わらず、ボーナスなどもあまり期待出来ず無いのであれば、サービス残業や厚生年金の支払いなどのリスクの無い非正規社員を好意的に選択するのも無理のない話ではないでしょうか?
しかし、それでも正社員になりたい、正社員でありたいと願う人々の数が依然として多いのは、いったい何故なのでしょうか?
それは、肩書きの違いによる社会的信用や世間体を気にするところが大きいと思われます。
ローンや不動産契約などの際の審査で問題となったり、結婚や転職・再就職など、さまざまな場面で依然として違いがあるのは否めない事実のようです。
非正規社員でも、正社員と同じか、それ以上の責任ある仕事を任されたりするケースもありますが、それでも職場の内情を知らぬ世間の評価は低いという現状があるようです。
最近では、個人のライフスタイルや価値観・趣味・趣向が多様化し、自由な風潮が漂う中で、アルバイト・パートなどの非正規社員に対する世間的評価も上がってきているようですが、特に年配の人々の中には、依然として悪いイメージや先入観を持っている人も少なくないようです。
こういった現状を批判する事は簡単ですが、企業における責任あるポストに年齢の高い社員が多いという現状を考えると、軽視することも出来ない問題と言うべきでしょう。
非正規社員に対する偏見を失くすために努力する事は必要ですが、正社員として働くことで、社会的立場という大きなメリットを享受することも、良い選択であると考えます。